護身術の講座を色々と探されて、この記事に到達されたあなた。
もしかすると、
「胸倉や手首を掴まれたら、左手で相手の手首を持って、右手を添えて、体を落として……」
こんな回りくどい護身術の講座を受けようとしていませんか?
護身術とは、無傷で生き残る術です。護身術を行うのは、自分の命が脅かされる危機的状況下です。危機的状況下で、そんなに複雑で回りくどい技ができますか?
この記事では、
- 運動能力問わず子どもでもすぐ使える護身術を学ばないと意味がないこと
- 本当の意味で実践的な護身術を教えてくれる教室や講座の見極め方
- 護身術を学ぶのに、気合や根性、つらく厳しい稽古は不要
という内容をお伝えします。
無傷で生き残るのに必要な技や、徒手格闘よりも先にできる護身術を知って、今からでも役立ちます。
ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、僕Kosukeは、敵が巨漢でも無傷で大切な人を守れる「ズルい空手護身術」を教えています!場所は主に新宿・神田・西日暮里です。今だけ無料体験実施中ですので、詳細は下記をご参照ください。
目次
本当の意味で実践的で無傷で生き残れる護身術講座の見極め方
まずは逃げることを推奨している
最も安全で確実に危険状況を回避するのは、逃げることです。
つまり、「足が速くて体力がある者」が、最も護身で無傷でいられる可能性が高いのです。
そのため、ウサイン・ボルトの速さに持久力があれば、最も無傷に護身できることになります。
法律的立場のことも考えている
全力で逃げるのが最も無傷で生き残れる護身術、とはいえ、逃げ場がない状況もありえます。その際は、徒手格闘での護身術をするしかありません。
徒手格闘よりも先にできる護身術があります。
それは、口頭で相手に、
- 「暴行罪、脅迫罪になりますよ?」
- 「近づかないでください」
- 「警察呼びますよ?」
と、上記3つを発することです。
余裕があれば、
「(護身のためのウソになりますが)今自動で私の胸元カメラがあなたを録画しています!」
などとも発することです。
上記3つを発する理由は、まず法律を持ち込むことで、相手が襲ってくるのを躊躇する可能性が出てくるからです。法律的観点では、襲ってくる方が立場が不利です。
また、襲ってくる相手にとっては、録画によって動画という証拠が残ることを嫌い、襲ってくるのを躊躇することもあります。
さらに、できれば防犯グッズを所持しておくのもいいでしょう。
単に徒手格闘のことだけではなく、グッズや言葉による護身も教えてくれることが大切です。
子どもでもすぐに実践できるほどシンプルな徒手格闘を教えてくれる
よく護身術の講座で見られるのが、
「胸倉や手首を掴まれたら、左手で相手の手首を持って、右手を添えて、体を落として……」
などのように、護身術の威力を発揮するのに、複雑な手順が必要な技を教えている動画を見かけます。
断言しますが、胸倉をつかんだ巨漢の手首はめちゃくちゃ力が入っています。そんな手首をか弱い女性が掴んで捻る…なんて不可能です。
胸倉を捕まえる場合は、できるだけ掴まれる前に先ほどの、
- 「暴行罪、脅迫罪になりますよ?」
- 「近づかないでください」
- 「警察呼びますよ?」
を伝えます。実際、胸倉を掴んだだけでも立派な暴行罪となります。
それでも、相手が離さない場合は、命の危険が迫っていると判断できるので、徒手格闘を行います。
徒手格闘では、相手の以下の箇所を攻撃します。
- 目を突く
- 鼻に突きor掌底or頭突きを当てる
- 髪の毛or耳をつかんでそのまま相手の頭を地面にまで降ろす
- 鎖骨に鉄槌を極める
- 喉を突く
- あばらを突く
- 金的を蹴る
- 膝かスネを蹴る
- 足の甲をおもいっきり踏みつける
など、急所に打撃を与えるのが、最も効率よく相手を戦闘不能にできます。
急所とは、鍛えても鍛えられない弱点です。急所であれば、相手が強靭な格闘家だろうが、熊だろうが、1発で戦闘不能にさせられます。
弱い部分を躊躇なく攻撃するのが、自分の身を護るために必須なのです。
「急所を攻撃すると相手に後遺症が残って、もしかするとこちらが過剰防衛になるのでは?」
と心配する気持ちもあるでしょう。
たしかに徒手格闘だと、相手の怪我が治らないこともあります。
では、逆に聞きます。
「あなたは、そのまま命の危険が脅かされる危機的状況を逃れず、場合によっては相手に殺されることもやむを得ず承諾しますか?」
答えは、いいえのはずです。
護身術なので、自分が無傷で生き残らなければ意味がありません。そもそも相手が殺しにかかっているかもしれない危険な状況なのに、なぜ護身する側が襲ってくる相手のことを気遣って加減しなければならないのでしょうか?
そんな必要ないはずです。
また、110番したところで、警官が瞬間移動して助けにきてくれるわけでもありません。頼りになるのは他人ではなく、自分自身のみです。
万が一相手に後遺症が残ったとしても、その後の処理のことは、自分が無傷で生き残ってからいくらでも考えればいいのです。
命の危機状況下で、先に自分の法律的立場を考えるのは順番違いです。それよりも、自身が無傷で生き残ることだけを最優先すべきです。
護身術の講師に〇〇の経歴がある
〇〇の経歴とは、
- 武道か格闘技の大会して何らかの入賞経験がある
- 警察や警備関連の職歴がある
上記2つが講師にあることが必須です。
講師に武道か格闘技の大会して何らかの入賞経験がある
武道や格闘技の試合は、
「いつ相手が襲い掛かってくるかわからない、リアルで緊迫した状況での攻防」
です。
しかし、護身術には試合がありません、つまり、護身術では、どうしても、
「相手の攻撃をある程度限定させた状態での攻防の練習になりやすい」
「公式の試合がないので、『リアルで緊迫した状況での攻防』が再現しづらい」
のです。
実際の路上実戦では、いうまでもなく、
「いつ相手が襲い掛かってくるかわからない、緊迫した状況での攻防」
になります。
この状況での攻防に慣れていないor実績がなければ、いくら講師がいい技を知っていても、実戦での使い方のコツを持っていなければ意味がありません。
警察や警備関連など治安系の職歴がある
護身術ならびに逮捕術を仕事で行っているかも重要です。いくら格闘技や武道で強くても、実戦で使えなければ意味がありません。
試合は、ルールがあります。つまり禁止技があります。
しかし、実戦ではルールがありません。つまり禁止技がないのです。
ルールがない状況での徒手格闘は、格闘技の試合とは全くの別物です。そのルールがない状況での徒手格闘を経験しているのは、治安系職業に就いたことがある者のみです。
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もっと危険な状況下での護身術【一部紹介】
ここでは、前章よりももっと危険な状況での護身術を紹介します。ここで紹介する技は概要に過ぎません。現実で使えるようになるには、やはり稽古は必要です。
ただ、理論としては先に知っておいた方がいいです。
パンチをしてきたら
パンチは腕による攻撃なので、できれば腕よりもリーチの長い脚で対応するのがいいです。パンチをしてきたら、前蹴りで相手の金的を蹴るのがおすすめです。
もしくは、自分の上体を下に下げて、相手の金的を突くのも有効です。
襲ってくる相手は頭に血が上っていることもあり、視界が狭くなり、パンチでは顔面を中心にパンチしてくることが多いです。そのため、自分の上体を下げさえすれば、パンチを高確率でよけることができます。そのすきに急所を攻撃するのです。
蹴りに対しては
パンチよりリーチが長い攻撃となるので、左右どちらかによけるのがいいです。
相手が左構えだったら自分は右に、相手が右構えなら自分は左によけましょう。
ほとんどの場合、相手が蹴ってくる際は、後ろ足で蹴ってくることが多いです。後ろ足で蹴る方が威力が高いからです。
そのため、対面している相手が左構えのときの後ろ足は、右足です。つまり、右脚で蹴ってくるのであれば、相手の蹴りは前蹴りか右廻し蹴りに限定されます。
この2つの蹴りをよけるには、自分が右によければ相手の蹴りは届きません。そして、次に相手がパンチをしてきたら、金的に前蹴りです。
ナイフを持った相手に対して
相手が武器を持っているなら、こちらも武器を持って護身するのが鉄則です。護身用グッズを持っていなくとも、以下の所有品が護身用の道具になりえます。
- スマホ
- ベルト
- カバン
- 靴
- ハサミ
- 水筒
スマホを使うなら、スマホが壊れる覚悟で扱うこととなります。しかし、スマホの角で相手の鼻や耳を殴れば、突きよりも威力が高いです。
ベルトなら、ナイフを持っている相手の腕を巻き付ける技もあります。
カバンはナイフに対するシールドとして有効です。
靴は、万が一相手のナイフが手に刺さっても防御できうるアイテムとなりえます。
ハサミは、いうまでもなく護身用ナイフ代わりになります。
水筒は鈍器となるので、ナイフで刺されそうになっても守れ、相手の鼻や耳・ナイフを持った手首を殴るにも有効です。
護身術を身に着ければ一生にわたる身体の安全が得られる
護身術とは、稽古を積み立てるほど、身体の安全が強まる保険といえます。稽古を積み立てれば、無傷で生き残れる確率が高くなります。
また、自分以外の家族や愛する人を護れることもできるようになります。
さらに、身体のみならず、根拠のある精神的な安心も得られるようになり、恐怖によって侵されるストレスからも解放できるのです。
護身術を身につけていれば、それだけで自信にもなり、危機的状況に出くわしても冷静でいられやすいです。
護身術を学ぶのに、気合・苦しくつらい稽古はいりません
よく、
「護身術といえば格闘技だから、痛くてつらい思いをしながら稽古しないといけないのかな…」
と思う人もいるでしょう。
しかし、それは間違った先入観です。
そもそも護身術は、学んですぐに実践できれなければ意味がありません。気合や苦しくつらい稽古をしなければ得られない護身術なら、学ばない方がいいです。コスパが悪すぎます。
自分の命にかかわることなので、実践的かつシンプルで運動能力関係なく誰でもできる技だけを身に着けるのが、最短で護身術を学ぶ方法です。
まとめ
徒手格闘での護身術は、一番最後の手段です。一番いいのは、危機的状況を口頭だけで回避すること。
しかし、回避できず走り去って逃げることもできないのなら、やむを得ず徒手格闘をしないといけません。
護身術の最大の目的は、自分や愛する者が無傷で生き残れること。ここを知っていながら学ぶかどうかで、今後学ぶ護身術の種類が大きく変わります。
最悪のパターンは、相手が実際に殴ったりナイフで攻撃してくること。複数人で襲ってくること。
それに対抗するには、自身も実践的でコスパもよくて、一瞬で相手を戦闘不能にする技を磨いていなければ、いざというという時に使えません。
ちなみに当ブログ運営者の僕は、現役で防具空手の選手をしていて、
世界大会優勝&大使館で警護の経験があります。
それらの経験を活かし、現在…
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