最近、ストーカーや強盗事件をニュースでよく見ていて、「自分の身は自分で守る術を知らないので怖い」とお悩みですか?

護身術を身に着けないと、いざというとき自分や大切な人も守れず、下記の事態が生じえます。

  • 痴漢などに遭ってPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神病を発症する
  • 金品を強奪される
  • 回復不能な傷害を負わされる
  • 誘拐される
  • 抵抗できずに命を奪われる

          「でも、自分で技術を習得できるかもしれない」と思うかもしれません。しかし、間違った知識や技術で護身術を独学することは、逆に自分自身を危険にさらすことになるかもしれません。実際の戦闘では、間違った技術が役に立たないばかりか、過剰な防衛が法的トラブルを引き起こす可能性すらあります。

          この記事では、空手の世界チャンピオンであり元大使館SPでもある私が、なぜ護身術の独学はおすすめできないのかについて解説します。誤った知識がもたらすリスク、過剰防衛がもたらす影響、そして適切な護身術道場・教室の選び方についても紹介!。さらに、おすすめの護身術についても紹介します。あなたの安全を守るために、この記事を読むことで得られる情報は計り知れません。

          記事を読むことで、あなたは正しい護身術の学び方を理解し、安全な日常を過ごすためのスキルを身につけることができるでしょう。さまざまな護身術の選択肢についても詳しく紹介するので、自分に合った方法を見つける手助けになること間違いありません。あなたの大切な人々と共に、自信と安心を持って歩むための第一歩を踏み出しましょう。

          ちなみに、僕Kosukeは、敵が巨漢でも無傷で大切な人を守れる「ズルい空手護身術」を教えています!場所は主に新宿・神田・西日暮里です。今だけ無料体験実施中ですので、詳細は下記をご参照ください。

          護身術の独学は全くおすすめしない理由:車の教習所と同じ理屈

          車の免許を取っている人はすぐにわかると思います。

          イメージしてみてください。あなたが車の免許をとれるほどの運転技術を習得するのに、教官がいない状態+自分だけで路上教習(厳密にいうと教習ではなく独学)+教材のみで可能でしたか?絶対に不可能だったはずです。もし独学でやっていれば、交通事故を起こし続けていて、免許など取得不可能だったことは想像にたやすいことでしょう。

          護身術のみならず、格闘技・武道の世界でも同じです。教官や指導者がいないのに、まともな技や護身理論を学べるわけがありません。護身術も独学でやれば、間違った知識・技術のせいで、過剰防衛であなたが逮捕されるかもしれません。また、あなたやあなたの大切な人を十分には護身しきれず、大ケガを負うこともあります。

          間違った知識・技術で護身術を独学するとどうなる?

          間違った知識・技術が実戦で役に立たない

          例えば、敵を傷つけないように「腕の関節を極める」方法を考え、関節技のみをひたすらに稽古したとします。筆者から言わせれば、関節技の稽古のみでは、護身術は不十分です。

          そもそも、殺しに来るかもしれない敵を「傷つけないように」と気遣っている時点で間違っています。護身はそんなに甘くはありません。もっというと、ボブサップさんのような巨漢が襲い掛かったら、関節技のみで対応できると思いますか?

          間違った知識・技術を習得するために稽古を重ねては、時間の無駄になります。

          過剰防衛によって自分が逮捕or最終的に無罪となっても膨大な時間がかかる

          護身用の催涙スプレーですら、「正当な理由」がない場合は軽犯罪法違反となる場合があります。

          下記事件では、会社の経理担当で、日常的に多額の現金や証券などを持ち運ぶ機会が多かった被告人が、護身用のために催涙スプレーを所持して隠匿していたことから一度逮捕されました。※参考:【判例】平成20(あ)1518 最高裁 軽犯罪法違反被告事件

          最終的には無罪にはなりましたが、一審・二審も科料9000円という判決をしていたのです。

          こういった知識も、独学で得ることは難しいでしょう。護身術とは、単に徒手格闘術・武器術を学ぶのみならず、このような法律・そもそも危険な場面に出くわさないための予防策も学ぶ必要があるのです。

          以上のことから、独学ではなくしっかり護身術の道場に通いましょう。

          護身術道場・クラスの選び方

          徒手格闘の技術が優れているだけでは、護身術としては不十分。過剰防衛と誤解されないための対策など、実生活でも役立つことを教えてくれる道場やクラス、指導者がいる処を選べるためのポイントを紹介します。

          法律的立場のことも考えている

          武器術や徒手格闘よりも先にできる護身術があります。それは、口頭で相手に

          • 「近づくな!」
          • 「暴行罪、脅迫罪だぞ!?」
          • 「もう警察呼んだぞ!」
          • 「(護身のためのウソになりますが)今自動で私の胸元カメラがお前を録画している!」

          などと言葉で敵に発することです。

          上記を発することで、まず法律的に敵を不利な状況に持ち込むことで、敵が襲ってくるのを躊躇する可能性が出てくるのです。また、襲ってくる敵にとっては、録画によって動画という証拠が残ることを強く嫌います。録画していることを知った敵は、襲撃を諦めやすくなる確率が高まります。

          武器術や徒手格闘による護身術を行うコストよりも、言葉によって敵を無力化するほうが、はるかに労力対効果が高いです。労力対効果が高いことを教えてくれる道場・クラスは、より実践的なノウハウ・テクニックをたくさん持っていて、受講者により役立つでしょう。

          武器術も教えてくれる

          先述の通り、敵は徒手格闘で襲ってくるとは限りません。ナイフや鉄パイプを持って襲ってくる可能性もあります。そんな敵に対して、こちらが徒手格闘で闘うことはあまりに不利です。

          • 最小限のコスト(労力・技術)で、
          • 巨漢な敵も無力化できて、
          • 自分は無傷で生き残れて、
          • 6秒以内に危険から立ち去る

          上記を満たすためには、武器は必須。そのため、かばん、水筒、催涙スプレー、傘、ジャケット、ベルトなどでの護身術を教える道場・クラス・指導者はかなり実戦的といえます。

          棒や剣、ヌンチャクによる護身術を学ぶのも悪くはありません。しかし、日常で棒や剣、ヌンチャクを持ち歩くのは銃刀法違反になる恐れもあります。そのため、銃刀法違反にならない持ち物による護身術を学ぶのがより合理的です。

          すぐ実践できるシンプルな技を教えてくれる

          よく護身術の動画で見られるのが、

          「胸倉や手首を掴まれたら、左手で相手の手首を持って、右手を添えて、体を落として……」

          などのように、護身術の威力を発揮するのに、複雑な手順が必要な技を教えている動画を見かけます。断言しますが、胸倉をつかんだ巨漢の手首はめちゃくちゃ力が強いです。そんな手首をか弱い女性が掴んで捻るのは不可能に近いです。

          胸倉を捕まえた場合は、その時点ですでに暴行罪が成立しているため、正当防衛が可能となります。そのため、最も確実なのは、目突きをして敵をひるませて、逃げること。これが最も無難でこちらが無傷に生き残れて、最短で敵を無力化できます。急所に打撃を与えるのが、最も効率よく相手を戦闘不能にできるのです。

          強靭な格闘家でも熊でも共通して弱い急所を躊躇なく攻撃するのが、自分の身を護るために必須なのです。

          「急所を攻撃すると相手に後遺症が残って、もしかするとこちらが過剰防衛になるのでは?」

          と心配する気持ちもあるでしょう。たしかに徒手格闘だと、相手の怪我が治らないこともあります。

          では、逆に聞きます。

          「あなたは、そのまま命の危険が脅かされる危機的状況を逃れず、場合によっては相手に殺されることもやむを得ず承諾しますか?」

          答えは、いいえのはずです。

          護身術なので、自分が無傷で生き残らなければ意味がありません。そもそも敵が自分を殺しにかかっている危険な状況なのに、なぜ護身する側が襲ってくる敵のことを気遣って加減しなければならないのでしょうか?

          また、110番したところで、警官が瞬間移動して助けにきてくれるわけでもありません。頼りになるのは他人ではなく、自分自身のみです。

          万が一相手に後遺症が残ったとしても、その後の処理のことは、自分が無傷で生き残ってからいくらでも考えればいいのです。自身が無傷で生き残ることだけを最優先すべきです。

          指導者に武道か格闘技の大会での入賞経験がある

          武道や格闘技の試合は、

          「いつ相手が襲い掛かってくるかわからない、リアルで緊迫した状況での攻防」

          しかし、護身術には試合がありません、つまり、護身術ではどうしても、

          「公式の試合がないので、『リアルで緊迫した状況での攻防』が再現しづらい」

          のです。

          実際の路上実戦では、いうまでもなく、

          「いつ相手が襲い掛かってくるかわからない、緊迫した状況での攻防」

          になります。この状況での攻防に慣れていないor実績がなければ、いくら講師がいい技を知っていても、実戦での使い方のコツを持っていなければ意味がありません。

          そのため、ホームページにて指導者の大会実績を確認してみましょう。実績があれば、かなり優秀といえます。

          警察や警備関連など治安系の職歴がある

          いくら格闘技や武道で強くても、実戦で使えなければ意味がありません。試合は、ルールがあります。つまり禁止技があります。しかし、実戦ではルールがありません。つまり禁止技がないのです。

          ルールがない状況での徒手格闘は、格闘技の試合とは全くの別物です。そのルールがない状況での徒手格闘を経験しているのは、治安系職業に就いたことがある者のみです。例えば、警察、自衛隊、軍隊、警備員、警護職などです。そのため、ホームページにて治安系の職歴があるか確認してみましょう。

          護身術のためのおすすめ武術・武道・格闘技・格闘術

          世界大会優勝の現役の防具空手選手で、大使館の警護を数年経験した僕より、厳選します。

          クラヴマガ

          イスラエル国防軍や警察、イスラエル諜報特務庁で採用されている近接格闘術です。股間への攻撃、頭突きなど、相手に効率的なダメージを与える技を鍛錬するので、試合はありません。

          実生活で起こりうる状況で効率的に動けて護身することを目標としています。技の特徴は、人間が本能的にもつ条件反射を護身の動きに取り入れ、危険が迫った時に身体が自然に反応するような体系です。

          徹底して実戦を想定し、条件反射から始まるシンプルな技なのに、敵が巨漢でも倒せる技術体系がおすすめポイント。条件反射から始まる技がメインなので、他の武道・武術・格闘技・格闘術と比較して、技の習得に時間がかからない傾向があります。

          • 軍隊で採用されている格闘術がいい
          • 運動神経に自信がない

          という方におすすめです。

          ジークンドー

          映画俳優で武道家のブルース・リーが創始した実戦武術です。あらゆる格闘技・武道のエッセンスを取り込み、有効と考えられる技や考え方を取り入れています。「実戦は6秒以内で終わらせる」という考えもあり、目つき・金的など急所を攻撃することを積極的に取り入れています。そのため、試合がありません。

          ジークンドーは、徹底して路上の実戦を想定した稽古で、「最短で相手を倒す」という考えを優先しています。そのため、体格・力に依存せず、合理的に最初に自分の攻撃を敵の急所に的確に捉える技が豊富です。敵に自分の攻撃が届く最短距離を重んじて打撃稽古をすることが多いです。

          • ブルース・リーが創った武術を学びたい
          • ストリートファイトを徹底した武術を学びたい

          という方におすすめです。

          シラット

          主に東南アジアで行われる武術。徒手格闘のみならず、武器による戦闘も用いられます。インドネシアでは、500を超える流派があり、技術も大きく異なります。ブルース・リーの弟子で、映画『死亡遊戯』にブルースの敵役として登場したダン・イノサント氏が習得した武術として有名です。

          シラットには、初心者向けの太極拳的な健康志向の体操的な動きのものもあれば、実戦を重視した護身術もあります。欧米の軍隊や法機関でも採用されており、殺傷力を高めた「軍隊式シラット」もあるのです。

          シラットの技のなかで、打撃技と関節技を合わせながら、大きなパワーを必要とせずとも相手を制することができる技もあります。クラヴマガと同様、ナイフなどの武器を持った相手に対しても、制することができる技もあるのです。また、棒や棍棒、鎌、釵(さい)、剣などの武器術もあります。

          カリ(別名:エスクリマ)と混合されることが多いですが、両者は厳密には異なります。

          • シラット:インドネシアを中心に広がり、メインとなる格闘技は徒手格闘
          • カリ:フィリピン発祥で国体の正式種目にもなっている格闘技で、スティックなどの武器術がメイン

          ただし、シラットも稽古のなかで武器も使い、カリも徒手格闘の稽古も行うこともあります。

          • 欧米の軍隊で採用されている格闘術を学びたい
          • 色んな技を一つの武術で体系的に学びたい

          という方におすすめです。

          少林寺流唐手道

          中国(当時は唐の時代)少林寺の武術を学んだ修行僧が船で琉球に渡って、琉球の武術とミックスされて生まれた武道。組手試合競技がある一方、本来あるべき姿である護身術としての実戦技術も学べます。

          体に負担のかからない縦拳による突き・踵による蹴りのみならず、拳槌打ち、肘打ち、膝蹴り、投げ技、関節技、武器術(剣、棒、ヌンチャク、釵など)など諸々を扱います。そのため、打撃の武道というよりも、「総合武道」です。そして敵が巨漢・暴漢であっても、敵の急所を効率よく攻撃して、一撃で敵を無力化できる技が豊富です。

          しかも、敵が多人数の場合、敵が武器を持っている場合、夜道で壁を背にしている場合など、色んなシチュエーションでの護身術も訓練します。

          しかも、少林寺唐手道では「呼吸」を重んじます。人間本来の自然な呼吸・自然な動きによって、無理なく磨けるため、精神も磨くこともできます。

          • 選手として試合もしつつ、実戦的な護身術も会得したい
          • 華奢なので巨漢・暴漢に対抗できる護身術を学びたい
          • あらゆる敵・あらゆるシチュエーションに対応できるよう、効率よくコスパいい技のみ学べる護身術を学びたい

          という方におすすめです。

          ちなみに、僕Kosukeは、敵が巨漢でも無傷で大切な人を守れる「ズルい空手護身術」を教えています!場所は主に新宿・神田・西日暮里です。今だけ無料体験実施中ですので、詳細は下記をご参照ください。

          まとめ:護身術の独学はおすすめしない

          自衛のために護身術を学ぶことは重要ですが、車の運転と同じく、専門の指導を受けることが不可欠です。独学で誤った知識や技術を身につけてしまうと、実戦で役立たないだけでなく、過剰な防衛が法的問題を引き起こす可能性があります。

          正しい護身術を学ぶためには、道場や教室での指導が大切です。適切な選択肢を見極める際には、法的な側面や武器術の指導、実践的なシンプルな技の提供、経験豊富な指導者の存在などを考慮すべきです。特に、武道や格闘技の大会での入賞経験や治安系の職歴を持つ指導者のもとで学ぶことは、信頼性と効果性の両面から価値があります。

          おすすめの護身術として、クラヴマガ、ジークンドー、シラット、少林寺流唐手道を紹介しました。これらのスタイルは、実際の状況に合わせて自己を守るための幅広い技術を提供しています。

          記事を読んだあなたには、護身術の独学は避け、専門の指導を受ける重要性が理解されたことでしょう。自己や大切な人々の安全を守るためには、適切な道場や教室で学ぶことが不可欠です。あなた自身の安全を確保し、自信を持って日々の生活を楽しむために、ぜひ専門の指導を受ける一歩を踏み出してみてください。

          僕Kosukeは、敵が巨漢でも無傷で大切な人を守れる「ズルい空手護身術」を教えています!場所は主に新宿・神田・西日暮里です。今だけ無料体験実施中ですので、詳細は下記をご参照ください。

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